- 営業向いてないから辞めたい。
- 営業辞めたいのは甘えかな…。
- 営業辞めたら幸せになれるのだろうか。
- 実際に営業を辞めて幸せになった人はいるの?
このような疑問に応えます。
頑張ってもノルマが達成できず、自分には営業向いてないのではないかとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
実際に私も15年間営業をしていましたが、自分には向いてなかったと気付きました。

気付くのが遅すぎた…。
本記事では、営業辞めたら幸せになれるのか?をテーマに私の経験談と転職者2名のインタビューを交えて考察していきます。
営業辞めて幸せになりたいとお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね。


この記事を書いた人
ケツプリオ
中年の危機に陥った40歳。
営業辞めて工場で働きながら雑記ブログ書いてます。
私は営業辞めたら幸せになった


私は営業辞めたら幸せになり、人生変わりました。
私が15年間営業を経験して辞めたくなった理由は下記のとおりです。
- ノルマがきつい
- ノルマを達成してもさらに高いノルマ
- コミュニケーションが億劫になる
- 同僚との競争に疲弊
- 休日も頭が休まらない
要するに適性がなかったのだと思います。
社内で営業成績がよかったのはこんな人。
- ノルマ達成に燃える(競争心がある)
- メンタル強い(いい意味で適当なところがある)
- とにかく人が好き
- 社内コミュニケーションがうまく人を上手に使う
- フットワークが軽い



まさにオスなタイプですね!
私はこのようなタイプとは真逆で細かいことが気になり、飲み会が嫌いでフットワークが重いタイプでした。
休日に電話がなると気になってしまい、気分が落ち込んでいましたね。
私は営業辞めたら幸せになりましたが、誰しもそうであるとは限らないと思います。
努力や工夫次第で乗り越えられる壁なのか、そもそも適性があるのかを慎重に見極める必要があるでしょう。



改めて自己分析をしてみるといいですよ!
営業辞めて幸せに感じたこと3選


私が営業辞めて幸せに感じたことは
- ノルマからの解放
- 休日を気持ちよく自由に過ごせる
- 営業経験は財産になる(他の仕事でも活きる)
それぞれ詳しく解説していきます。
ノルマからの解放
会社に利益をもたらすのが営業職の仕事です。
当然のごとく、毎月目標となる売り上げ金額(ノルマ)があります。
ノルマが達成できる人とできない人で差がつき、気まずい雰囲気になることもありましたね。
私はこのノルマをプレッシャーに感じることが多かったので、営業辞めた時は天国のように感じました。
ノルマをプレッシャーに感じることなく楽しめる人でないと営業は勤まらないのではないでしょうか。



ノルマ達成するとまたさらにノルマが課せられる…。ノルマなしの求人もあるけど、ノルマがない営業なんて存在しません。売ってナンボの世界ですからね。
休日を自由に過ごせる
休日を何も考えずゆっくりと過ごせるって幸せですよね。
私の営業マン時代は、考えごとや客先からの電話などでゆっくり休めていませんでした。。。
上司に相談したところ、「休みの日は電話出なくていいよ」とのことでした。
電話がなると気になってしまう細かい性格が災いしていたのでしょうね。
やはり営業は向き不向きが確実にあります。
営業経験は財産になる(他の仕事でも活きる)
転職してから感じたことですが、営業経験は財産になります。
言葉遣いや電話対応のコミュニケーションスキルが自然と身についており、転職先の上司から「さすが元営業!対応丁寧だね。」と言われることもありますね。
どのような仕事でも人と交わるので、コミュニケーションスキルは必須です。
また、トラブルが起きても臨機応変に対応できるようになっているので、営業経験は無駄ではなかったと感じることは多いですね。



営業時代に比べれば、こんなトラブルたいしたことない!大丈夫だ!と思えるようになりました。メンタルが強くなっている自分に気付きましたね。
営業辞めて後悔したこと


私は営業辞めて後悔したこともあります。
- 年収が50万円程下がったこと
- 工場へ転職したので、仕事が単調でつまらないと感じたこと
営業辞めて幸せになったのは間違いないのですが、正直なところ後悔する瞬間もありますね。
上記2点について詳しく解説していきます。
年収が下がる
営業職は年収が高い傾向にあります。
なぜなら、給与+インセンティブがあるからです。



インセンティブとは、営業ノルマを達成した社員などに支給する報奨金のこと!
結果を出せば給与が上がり、そこへ残業代や営業手当も加わるので給与は高くなりますね。
頑張って結果を出せば給与に反映されるのが営業職の魅力でもあります。
仕事が単調でつまらなくなった
営業職からの転職で多いのは
- 事務職
- ITエンジニア
- 工場
上記は一例ですが、ルーティンワークが多めの仕事は単調でつまらないと感じる方は多いですね。
一日中机に座ってパソコンもなかなか厳しいです。
営業職に慣れていると、違和感を覚える瞬間はあるでしょう。
実際に営業辞めて幸せになった人たちの声


実際に営業辞めて幸せになった2名の方にインタビューしました。



リアルな声をお届けします!
食品メーカーの営業から部署異動で物流事業部へ転職したAさん(女性・30代)
営業を辞めた理由
大学卒業後に大手食品メーカーに就職しました。
文系だったので総合職として入社。
配属先は営業部となりました。
ノルマに追われ、残業が続く毎日が嫌になってしまいました。
一番きつかったのは、お客様と自社工場での納期調整でしたね。
納期タイトな案件を工場へ依頼すると、繁忙期は揉めました。。。
納期を上手く調整するのが営業の仕事とは分かっているものの、疲弊してしまいました。
営業職は社内営業も上手くできないとやっていけないと痛感した次第です。
結局ストレスに耐えきれなくなり、上司へ相談。
物流事業部へ部署異動となりました。
仕事内容は、自社製品の在庫管理や各拠点への荷物の振り分けなどを行っています。
ストレスから解放されて、毎日楽しく仕事していますよ。
営業を辞めて幸せになったと感じること
私が営業を辞めて幸せになったと感じることは以下の2つです。
- 神経をすり減らす毎日から解放されたこと
- 残業が少なくなったこと
極度のストレスは精神衛生上よろしくありませんね。
逃げ出すことは悪いことではなかったと思います。
残業が減り、ヨガ教室に通い始めたので心身ともにいい状態で毎日過ごせています。
残業代が減った分、給料は少なくなりましたが、お金よりも大事なのは心だと思いますね。
営業を辞めて幸せになりたいと考えている方に向けて一言
『営業向いてないから辞めたい』と思うことは甘えではないと思います。
不向きな仕事を続けることは、精神に悪影響を及ぼしますので。。。
逃げることは決して甘えではないと思いますね。
改めて自己分析をして、進むべき道を慎重に考えることがポイントだと思います。
自動車メーカーの営業から部品メーカーの工場へ転職したKさん(男性・40代)
営業を辞めた理由
工業系の大学を卒業後に大手自動車メーカーに入社しました。
営業部に所属となりましたが、同僚との競い合いに疲弊しうつ病になってしまいましたね。
最初はノルマを達成することがモチベーションになっていたのですが、高いノルマを課せられるうちに疲弊し同僚とは少しギスギスした雰囲気に…。
病気になったこともあり、退職。
部品メーカーの工場へ転職しました。
夜勤がありキツイですが、黙々と自分のペースで仕事できるのでストレスは営業時代ほど感じません。
デメリットを上げるならば、年収が100万円ほど下がったことと仕事が単調すぎてつまらないと感じる瞬間があることですね。
それでも精神的にはいい状態なので幸せです。
営業を辞めて幸せになったと感じること
休日にしっかり休み、趣味の魚釣りを楽しんでいる瞬間が一番幸せですね。
営業時代は休日も仕事のことを考えてしまうことがありましたので…。
家族との時間も増えて、妻には笑顔が多くなったと言われます。
今思えば、営業時代にもっとあすればよかったなと工夫できたことを後悔することありますが、それも糧にして今を頑張っていきたいと思っています。
営業を辞めて幸せになりたいと考えている方に向けて一言
営業職は精神的にもタフでなければ勤まらない仕事だと思います。
私のように、心が病むまで頑張り続ける必要はないので、他の選択肢も視野に入れて行動できればよいのではないでしょうか。
毎日を笑顔で楽しく生きること。
お金よりも心を大事にしてください。
営業辞めて幸せになりたい方へオススメする仕事3選


営業辞めておすすめの仕事は
- 事務職
- 工場
- Webライター



それぞれ詳しく解説していきますね!
事務職
事務職に向いている人の特徴は
- 細かい作業が得意な人
- パソコンが得意な人
- コミュニケーションがとれる人
- ビジネスマナーのある人
上記の要素は、営業経験者であれば身につけている方は多いのではないでしょうか。
事務職といっても仕事内容が細分化されています。
- 一般事務
- 経理事務
- 営業事務
この中でもとくにオススメなのは営業事務ですね。
営業職のサポート役になれば、営業の気持ちが分かるのでスムーズにやりとりできるでしょう。



同じ業界の転職なら知識を活かせるので即戦力に!
工場
営業から工場への転職もオススメです。
工場で働くメリットは
- 黙々と自分のペースで仕事できる
- 予定が立てやすい
- 副業する時間を確保できる
デメリットは
- 閉鎖的な人間関係
- 単調な仕事で飽きることもある
- 夜勤がないと給与が低め
私は営業辞めて工場の物流事業部に所属していますが、人間関係も良好で時間にゆとりもでき幸せです。



空いた時間に楽しく副業をしています。
Webライター
Webライターとは、Web上に掲載する文章を書く人のことを言います。
仕事内容はさまざまで
- ウェブサイトの記事を書く
- SNS投稿用の文章やYoutubeの台本作成
- 商品PRの文章作成
情報収集が得意でセールストークが磨かれている営業マンにオススメです。
まずは副業からスタートしてみるとよいでしょう。
まとめ


最後に本記事をまとめます。
私は営業辞めたら幸せになりましたが、誰しもそうであるとは限らないと思います。
営業辞めたい理由を慎重に見極める必要があるでしょう。



これまでの人生の棚卸と自己分析を徹底的に!
私が営業を辞めたくなった理由は
- ノルマがきつい
- ノルマを達成してもさらに高いノルマ
- コミュニケーションが億劫になる
- 同僚との競争に疲弊
- 休日も頭が休まらない
営業に向いている人の特徴は
- ノルマ達成に燃える(競争心がある)
- メンタル強い(いい意味で適当なところがある)
- とにかく人が好き
- 社内コミュニケーションがうまく人を上手に使う
- フットワークが軽い
インタビューをした2名の方から、デメリットとして共通していたのは年収が下がることでしたね。
営業辞めて幸せになりたい方へおすすめの仕事は以下の3つ。
- 事務職
- 工場
- Webライター
営業辞めたいと思うことは甘えではありません。
あなたらしいベターライフを目指していきましょう。